制裁措置の対象となるお客様

現時点において制裁措置の対象となるのは「米国人」のお客様のみとなり、米国人には、「米国市民、米国に永住する外国人、米国または米国の管轄区の法律の下に設立されている事業体（外国支店を含む）、または米国に居住する者すべて」が含まれます。米国人の定義には米国に居住する、またはその市民である、または米国で設立されているか米国人によって所有されるIBKRのお客様が含まれます。

米国人であるIBKRのお客様に発生する制裁措置による規制

2021年2月1日、3月9日、ならびに3月15日以降、既存のショートポジションをクローズする注文以外、米国人による制裁措置対象の有価証券の購入はできなくなります。対象有価証券のポジションのクローズは、今後も上場取引所が取引を行いまたクリアリング機関が取引の決済を行う限り制裁措置の適用日から10ヶ月間は可能となり、よって12月1日、1月9日、ならびに1月15日までクローズすることができます。このため制裁対象となる有価証券のポジションを建てる注文や、弊社への移管は現時点より受付不可となります。

制裁措置の対象となる有価証券のタイプ

株式、債券、ワラント、オプション、またADRなどのデリバティブ商品を含める有価証券すべてが対象となります。また、CCMC有価証券を含めるETF、指数ファンドならびに投資信託も対象となります。

具体的に制裁措置の対象となる有価証券

上記に記載されるよう、対象となるCCMC有価証券の初回分の制裁措置は2021年1月11日に施行されています。下記は制裁措置の対象となるCCMC有価証券の発行体すべてと制裁措置の施行日を弊社でまとめたものになります。

CCMC有価証券

アメリカ政府により今後さらに詳しいガイダンスの発表がある場合には、弊社で内容のアップデートを行います。 大統領令による制裁措置の発表は、こちらより、またこれまでに発表されているガイダンスは、こちらよりご確認いただけます。